生産者米穀在庫等調査

2014年12月9日 Category-農場主のたわごと

生産者米穀在庫等調査

毎年の6月末現在における、農家米の保有在庫調査の報告です。

保有在庫を調べるのは、農家が消費者へ直接販売分を推し量っていると思われ

全国平均は334キログラム。

北海道が最大で592キログラム、北海道の農家がこれほど直売に積極的だとは意外。

 

業界誌の解説によれば、大都市近郊の県ほど在庫量(直売量)が多く、

米価の下落に伴い積極的な販売展開の結果であると記してありました。

 

ならば「秋田県」は?と表中を探せば、257キログラム…

東日本最下位、東京よりも下なのです。

やはり新潟も下位にいることから、北海道は別として

米の生産量が多い県ほど販売を農協に全量委託している農家の割合が多いとうかがわれ、

農家戸数も多く、生産規模も比較的小さいことから

今後の農協改革次第によっては、米どころと自負する農業県ほど、

依存体質の経営自体を大きく見直さなければいけない時期にきていると考えます。

http://tanakafarm.jp/

 

03

ページの先頭へ↑

最近の更新

カテゴリー

アーカイブ