共同草刈り作業
雨が欲しい
種から自然に芽が出てスクスクと
本日のあきたこまち
田植期間中の大風と
降雨が大変少なく、田んぼ水が酸欠傾向のため
少し元気のない我が家の稲。
東北地方北部の梅雨入りは平年値で6月15日頃ですから
明日からは傘マークも見えますので、ソロソロでしょうか?
降雨が少ないということは、日照時間も多めで
水温地温が平年より高めに推移しており、
昨年コンバイン収穫時にこぼれ落ちた籾が
あちらこちらからピョンピョンと元気に芽を出し
根付いています。
これを実生苗と呼びます。
※写真 条間にぽつんぽつんと顔をのぞかせている苗です
前年の種ですから、本年別の品種を植え付けた場合
異品種混入で除去するのに大変な苦労を伴います。
我が家にもその様な圃場が有り、
異品種混入を避けるための処理を対策済みで
恐る恐る田んぼの中を歩き確認致しましたが、
こちらの方は写真とは違い実生苗の発生皆無で
安心致しました。
http://tanakafarm.jp
黙々と除草機作業
ホバークラフトによる除草剤散布
最近は薬剤費込みで、無料散布してくれます。
散布方法を選択できるので、今年はラジコンヘリではなく
ホバークラフトをチョイス。
ホバークラフトは機体は安いが、稲が大きくなると使えないのが難点。
http://tanakafarm.jp
後片付け
心苦しいのですが、あまった苗を処分致します。
いつトラブルがあっても良いように多めに育てておりますので、
処分しなければならないということは、順調であることの証しでもあるのです。
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
生命力
鈴が鳴ったので田植え開始
田植えの準備着々と
乾いた大地をならす
レーザー測量技術を利用し、
短時間で高精度にほ場を均平にします。
スガノ農機 レーザーレベラー
http://www.sugano-net.co.jp/products/leveler/direct/direct.html
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp/
ドローンの農作業利用を模索
地元製作会社の協力のもと
ドローンによる空撮測量実験と農薬散布実験
2015/4/16 大潟村にて撮影
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
種まきから6日目
稲の苗を露地栽培する
種子の芽だし
いよいよ、芽だし作業も始まり
播種作業前準備も山場をむかえました。
しっかり水を吸わせたあきたこまちを32℃で24時間余り加温
この際に、エコホープという微生物農薬で病気にかからないように
処理します。
芽が伸びすぎると、種まき時の精度に影響するので
どこまで芽を出させるかタイミングが重要。
芽だしが完了したら、風乾し19日の種まきにそなえます。
水を切って、芽だしの準備
芽だしの機械にいれ、32℃の温水で24時間ほど
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
新しいタイプの作業機で田を起こす
レーザー
レーザー発光器の動作確認中
この測量機器で田んぼの高低差を確認致します。
レーザー光は水平を保ちながら、600mほども飛んでいきます、ゆえに直視は危険です。
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
まずは種子の熱湯消毒から
いよいよ種まきに向けての準備が始まりました。
あきたこまちの種子を6㎏小分けにし(60袋)
大きな電気式湯沸かし器みたいな機械で60℃を保たせ、
そこに種籾を8分間浸します。
ねらいは、バカ苗病が出ないように殺菌するのが主目的になります。
この方法を編み出した先人には脱帽致します。
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
大地を掘り起こす
プラウ(西洋すき)で土を反転
下の土を上の土と入換え、空気を含ませる。
空気に触れた耕盤は、酸化しひび割れ、
植物の根張りを促進し
すき込んだワラや稲株は微生物が1年をかけ
ユックリと分解してくれる。
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp/
黒豆瓶詰め
うまくいった時だけ、公開
温湿度計設置の準備
稲の育苗ハウス内に無線温湿度計を設置する予定
その際、直射日光や散水から保護する目的で
ラジエーションフィールド(百葉箱)を
園芸用の皿を利用して作成してみました。
2枚100円の皿を6セット購入
ドリルで下穴を開けてから、
フリーハンドでジグソーで丸く穴を開けますが
溝にあわせて切るので楽々です。
必用な枚数の皿を重ね
6.5mmのドリルで貫通させてから、M6の全ネジ棒(75円)3本を仮で差し込んでおく。
M6のネジ(352円/48個)で皿を上下はさみ
一定間隔を保ち皿を重ねていきます。
一番上の皿の裏に磁石を設置し
着脱が簡単にできるようにしてみました。
砂地に設置するのでネジの余った部分は
設置する際の足となります。
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
有機質肥料到着
土運び
◆育苗用の土運び◆
天気の穏やかなうちに袋に詰め
作業場に一時保管
空模様を見て日々の段取りを考えるので
予定変更は日常茶飯事
とはいうものの、今回己のダンプが車検で使えず
後輩から借りるという失態。
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
本日は汚れ仕事
◆昨年秋に収穫したあきたこまちを全て籾すりし、低温倉庫へ搬入◆
大量に発生したモミガラを袋詰めし、農地の排水をよくするために活用。
この作業が結構キツイくて、密閉荒れた空間でホコリまみれになりながら
スコップでせっせとモミガラをベルトコンベアにかきいれるのです。
春作業が本格化すると作業スペースの確保に苦慮、空いたモミガラ格納スペースを物置として有効に活用致します。
ふう…
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
春作業の前に
◆籾すり作業もいよいよ終盤◆
残り少なくなったところで、もみ保管蔵内部に突入
内部の様子です(ちょっとアリ地獄風)
蔵の高さは7メートルほど、400俵ほどの米が保管できます。
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
寒さ戻って、春は一歩後退
◆昨晩は睡眠を妨げられるほど大荒れ◆
それも、陽が昇り始めたら落ち着いたもよう
本日も籾すり作業に汗を流します。
(写真は米粒選別機で除去されたふるい下米)
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
米の検査その1
◆お米の検査 その1◆
米袋に米刺(さし)をいれてサンプルを抽出します。
100〜200袋の検査であればサンプル数は20袋
201〜1000袋であれば32袋抽出することになっています。
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
猫つぐら
猫つぐら・猫ちぐら
先週長野へ行った際、駅前のデパートで民芸品の展示即売会が開催されていたので、覗いて見たところ噂の「猫ちぐら」を発見!
これは長野県 栄村産になるそうです。
注文を受け付けてから、手に入るまで6ヶ月とも1年とも云われる大人気商品。
それがなんと、その場で現品限り買えるらしい……….
しばらく悩んだ… 2万数千円は自分には出せなかった。
作り方の本でも買い求めて自分で作ろうかな、
聞けばこの「猫ちぐら」はコシヒカリの茎で作っているとの説明。
羅漢果(らかんか)を煎じてみる
隣県の先輩農家にお願いして、羅漢果を取り寄せてみました
羅漢果についてはこちらをご参照ください
なにやら低カロリーで甘みもあり、
糖尿病を患っている父親への補助飲料としてどうかな?
と考えたわけである。
「一箱送るから!」
届いてビックリ、箱の大きさが想像していたのとは違うし
個数も半端ではない。
農家としてのスケールの違いを見せつけられました。
さっそく煎じるとしますか。
これが乾燥羅漢果
収穫直後の生の状態だと、まったく甘みはないとのこと
ビリヤードの球サイズで、外皮は大変もろく、片手でも
簡単に握りつぶすことが可能です。
なかはふわふわのワタ状の果肉が入っていますが、
見た目は木の皮のようで口に入れるのははばかられる感じ。
外皮毎手で細かく砕き・ちぎってみました。
すりこぎがあればもっと楽でしょうね。
2リットルの水を鍋に入れ、先程砕いた羅漢果を投入。
20分弱火で煎じるだけ。
数分で糖蜜のような濃茶で甘い香りがかすかに漂ってきます。
茶こしなどで出し殻を取り除きましたが、最初から
ティーバックに砕いた羅漢果を入れてから、煎じた方が
楽ですね。
熱い状態でフタをせず、シッカリ冷ましてから冷蔵庫で保管してください
冷蔵庫保管であれば2週間は問題無く保存できるようです。
夏は冷やして、冬は熱くして飲むのが基本でしょうか。
煮詰めることで、みりんやお菓子などの代用品として
利用できるそうです。
在庫は沢山ありますので、
気になるかたは是非お問い合わせください。
問い合わせはここをクリック
置き人知らず
稲穂差し上げます
無農薬田で採取した稲穂束
在庫状況は写真の通り
化学合成農薬不使用のあきたこまち
送料ご負担いただければ無料でお送り致します。
関東800円関西900円
お米と一緒に同梱することも可能です。
お問合せはこちらまたはinfo@tanakafarm.jpまで
八戸の豆餅を試食
良い夫婦の日
本日は妻と一緒に八戸へ
地元メーカーの豆切り餅を発見したので早速買い求めました。
これが噛めば噛むほど口の中に拡がる甘みと各種穀類の風味が絶品でして
ついついもう一切れ・二切れと手が出てしまう逸品です。
もち米・砂糖・食塩・クルミ・ゴマ・粟・黒豆・酵素・保存料(ソルビン酸)
こちらは切り餅に付けるたれになります
クルミたれは大好物で、毎年作る母の味を楽しんでいましたが、今回は市販品を買い求めてみました
味の違いを比較するのが楽しみ。
もう一方はじゅねのたれ じゅね??
店員に伺ったところ エゴマのことをじゅねと呼ぶらしいです。
こちらも楽しみである。
往復6時間の運転は疲れますね、道中5時間半経過したところで妻が
「運転を交代しようか?」と突然
気遣いは嬉しいのだがなぜ残り40分で? (笑)
煮豆おいしくできました♪
ずらり米の壁
貯留枡
農家の嫁も頑張っています
収穫間際でも稲を狙うもの
幸せを呼ぶふくろう
なぜ幸せを呼び込むのでしょうか?
ふくろうは、多彩な当て字で示されます。
不苦労=苦労しない、難を免れる
福 籠、福来郎=福を呼ぶ
福 老、富来老=豊かに年をとる
福 路=旅の安全、人生の幸せ
夜目が利くフクロウは、
『先を見通し未来を切り開く力がある』
ともいわれます。
我が家の玄関先でお待ちしております
焼き枝豆
先輩農家よりだだちゃ豆をいただきましたので、
定番の塩ゆでに加え、以前新聞記事になっていた焼き枝豆にも挑戦してみました。
① 枝豆を水洗いし、たっぷりの塩でよくもみこむ。
② そのまま30分ほど置き、水分が出てきたら、再び水洗いしてザルにあげる。
③ フライパンをちゅうびにかけて、②の枝豆を5分ほどよく煎る。
④ 枝豆の表面が乾き緑色が鮮やかになってきたら、蓋をして蒸し焼きにする。
⑤ 弱火にし時々ふたを開け、フライパンをあおりながら、10分ほど煎り軽く塩をふる。
⑥ さらに弱火で蒸し焼きにし、皮に焼き色がついたところで好みの固さを確認し火を止める。
さあ召し上がれ。
出典 さきがけ新聞 2014年8月17日朝刊 内館牧子の明日も花まるっ!
天候不順な日が続いております
春に気象庁から発表された冷夏予報は訂正されましたが、
8月第2週から天候不順な日がつづいております。
最高気温30℃を越える日もまばらで、すごし易いのは有り難いのですが、
こうも曇天が続くと、いもち病などの大発生につながるため週間天気予報を
意味も無くチェックする回数が自然と増えています。
エルニーニョ現象の影響でしょうか?
雨・曇天が続くということは、当然田んぼも濡れたままの状態が続いているわけでして、
例年であれば8月30日頃に暗渠管のフタを取り外して排水し地下水位を下げるのですが、
今後の天気も不順であることが予想されるので、慌ててお盆明けに排水。
波乱の幕開け?
米の持ち越し在庫増&全国的豊作により、農家販売価格も大幅下落の予感。
ああああ、新規の農産物栽培&販売に取り組まないと厳しいと感じているこの頃。