もち米はなぜ白い?

2015年12月14日 Category-米粒のある風景 , 農のある風景 , 雑学

普段ごはんとして食べているお米(うるち米)は半透明なのに

もち米はなぜ白いのでしょうか。

 

答えは中に含まれるデンプン質の種類が違いからなのです。

 

うるち米はアミロペクチンとアミロース2種類のデンプンで構成されていますが、

もち米にはアミロペクチンしか含まれておらず、

このアミロペクチンがもち米独特の延び・粘りを発生させます。

 

乾燥前の生モミの状態であればもち米も半透明状態ですが

玄米の乾燥がすすむとアミロペクチンは空気を含むため、

含んだ空気の粒が光を反射して白く見えるのです。

 

さらにもち米に熱と水分を与えると

デンプンの性質が変化(α化)し分子間に隙間ができ、

消化しやすい状態に変化致します。

これが餅の状態です。

 

玄米水分による餅が白くなる模様を掲載しました

 

 

水分20%

20%

 

 

水分18%

18%

 

水分16%

16%

 

水分14% 全ての粒が白くなることを〈総はぜ〉と呼びます

14%

 

 

 

 

 

オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp

 

 

 

 

ページの先頭へ↑

最近の更新

カテゴリー

アーカイブ