もち米はなぜ白い?

普段ごはんとして食べているお米(うるち米)は半透明なのに
もち米はなぜ白いのでしょうか。
答えは中に含まれるデンプン質の種類が違いからなのです。
うるち米はアミロペクチンとアミロース2種類のデンプンで構成されていますが、
もち米にはアミロペクチンしか含まれておらず、
このアミロペクチンがもち米独特の延び・粘りを発生させます。
乾燥前の生モミの状態であればもち米も半透明状態ですが
玄米の乾燥がすすむとアミロペクチンは空気を含むため、
含んだ空気の粒が光を反射して白く見えるのです。
さらにもち米に熱と水分を与えると
デンプンの性質が変化(α化)し分子間に隙間ができ、
消化しやすい状態に変化致します。
これが餅の状態です。
玄米水分による餅が白くなる模様を掲載しました
水分20%
水分18%
水分16%
水分14% 全ての粒が白くなることを〈総はぜ〉と呼びます
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