気になる害虫を発見

田んぼの水際で作業していたらカメムシ発見
たぶんアカヒゲホソミドリカスミカメだと思われます。
今時点では悪さしないのですが、この次の世代が発生する頃、
田んぼでは稲穂が頭を垂れる時期。
彼らにとって若い米粒は柔らかくジューシーな大好物。
吸われるだけならまだしも、吸い口が変色して見た目が悪くなってしまいます。
見た目を大変重視する日本人、お米を出荷する際1000粒に2粒発見されると
検査で品質ランクを下げられてしまいます。
当然、農家の手取り価格も目減りすることになり結果、リスク回避のための
農薬が使用されることになり、環境負荷が増大する一因ともなっています。
昔と違いいまは精度の良い色彩選別機という機械の目で異物や着色粒をはじく
機械がほとんどの精米工場で稼働していることを考えれば1000粒中2粒などといわず
混入率の緩和か品質ランク間の価格差を減少することで、農家に納得してもらい
農薬散布を減らせるのではないかと考えます。
このことが、消費者にはほとんど知られていない事が問題なのです。
米の検査規格の見直しを求める会 ←こちらを参考にさせて頂きました。