米の重さと容量
2014年1月28日 Category-雑学

むかしむかし、お米は確かにマス目(容量)で取り引きされ、売られていました。
そのなごりで、今でもお米を1合とか1升とか、容量で表現されることがあります。
しかしお米は粒物ですから、枡に入れて一生懸命トントンと叩けばたくさん入るし、
フワッと盛れば少なく計ることも できます。
それで現在では、計量は重量でなければならないことになっています。
1キログラムの容量は??、ということになるのですが、
お米は種類(品種)によっても、またその年の天候によっても粒の大きさは千差万別。
そこで一般的には1合は 150グラム±50グラム というのが目安で、
料理の本などで1カップというときには、大体150グラムを指しているようです。
ですから逆算すれば分かるように、1キログラムのお米(精白米)は、おおよそ7合ということになります。
蛇足ですが、液体の商品でも酒や醤油は1リットルとか1.8リットル(約1升)で 売られていますが、
食用油の計量は重さで、約1升は 1.65キログラム として流通しています。
それは 油は温度などで容量が変化するからだそうです。知っていました?