夏モード本格化
田んぼの水の走りがよくなるよう、複数の溝を掘っています
目標とする茎の数を確保できたので、田の水を落とし少し乾かします。
それを察知したかのように、夏トンボたちが一斉に羽化し田の上を試験飛行しています。
12月になりました
稲穂の力🌾
・
日本海特有の
鉛色の空が広がっています。
・
この寒さが
収穫後の農産物の
うま味と美味しさに
繋がると信じています。
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#底冷え #雪 #じゅくせい
#旨み 美味しさ #北国
くま、クマ、熊 生態と被害防止策を学ぶ
クマ等の生態と被害防止対策について学んできました。
秋田県森林学習交流館 プラザクリンプトン会議室
- 主催/秋田県森林学習交流館・プラザクリプトン
- 協賛/(一社)秋田県森と水の協会
- 協力/秋田県森の案内人協議会
詳細な調査はおこなわれておらず、
昨年隣県の岩手県で発表された予想頭数は3500頭であり、
秋田県内においても同頭数はいると推測される。
雑食性ではあるが肉を好み、
偏食傾向を示し、肉を食べ始めると、肉のみを求める傾向。
死肉も食すので、遭遇時の死んだふりは迷信。
この時間帯、クマの出没可能性がある地域に
接近・通過する際には十分な注意が必要。
熊鈴や爆竹は効果が認められるが、
《親子熊・餌付け熊(残飯など)・肉の味を知った熊》に遭遇した場合、
このような行為はむしろ熊をおびよせる結果となる。
対峙した状態を保ちユックリと後ずさりし徐々に距離をとる。
熊が接近してきた場合は、熊撃退スプレーを使用するが、
噴射有効距離が7〜10mであり、
熊の目鼻に噴射しないと効果が無いことから、
なるべく近距離で使用(←ここの部分はかなりの勇気)※熊よけスプレーの効果や使い方
ニホンジカやイノシシが確認、年々その頭数を増やしており、
その一因として舗装道路に散布される融雪剤(塩化ナトリウム)の塩分を摂取することにより
冬期間の体力維持、爆発的な生息数増加につながっていると警告する。
論点は理解するが、ますます人口減少していくであろう地域において、
緩衝地帯等維持する負担を考えると実現性は不透明である。
民間の力で事業を興し、緩衝地帯を維持していくのか、
喫緊の課題である。
秋田県水と緑の森づくり税として県税を負担しております。
カカシものんびり
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稲刈りが終わり、
カカシも一息
青空の下
読書を楽しんでます。
ピカピカの新米をご自宅へ直接お届け致します
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仕事をおやすみして登山へ
今日は久し振りの山登り
地元の名峰「秋田駒ヶ岳」へ
昨夜就寝前に天気予報を確認したときは
太平洋上に1個台風があったのに
朝起きた時には3個になっていてビックリ。
どうやら台風11号の影響でしょうか、
8合目より上は濃霧・霧雨のため
壮大な景色を眺めることが出来ず
ひたすら脚力を鍛えるだけの
単調な登山となってしまいました。
これも登山ですね!!
田沢湖駅→国見温泉登山口(タクシー利用)→横長根→男岳分岐→駒池(ムーミン谷)→男岳(強風のため途中断念)→阿弥陀池→片倉山→硫黄鉱山跡地→8合目駐車場→アルパこまくさ(バス移動・入浴)→田沢湖駅(バス移動)
ヤマトリカブト
コマクサ
」
硫黄鉱山跡地で固まりを発見
濃霧で全く見えません
国見温泉
おまけ
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熊スプレーを手に入れて安心の
T澤氏
ひまわりロード
稲穂がヒョッコリと顔を出してきました
地元営農指導センターの予報では
8月4日頃あきたこまちの出穂期
(田んぼ全域の半分で穂が出た状態)
※9割がた穂が出た状態を「穂揃い期」と呼びます
3日でこのような状態ですから(まだパラパラ状態)
わが家の「稲穂の力」はあと2日位、8月5日でしょうか。
週間予報では好天続きの予報で
有り難い事ですが、
順調すぎて台風被害が無いかと
いらぬ心配をしてしまう農場主です。
#稲 #米 #農家 #food #秋田 #ごはん #farm #農業 #riceball #田んぼ #Paddyfield
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23年前
我が大潟村に水の恵みを与え続けてくれている、最大河川「馬場目川」
戦前、馬場目岳を中心とする山々はブナと天然杉の混交林により
馬場目川は一年中安定した水位を保ち、清い水を八郎湖に注いだという。
戦後、ブナは切り倒され資材資源として杉が植林されたことにより
山に降り注ぐ雨の流れが変化し、集中豪雨による洪水や土石流問題が浮上してきました。
杉などの針葉樹は樹勢が傘状になっており、降り注いだ雨粒は山の斜面を一気に流れ下ります。
それに比べブナなどの広葉樹は葉で雨を受け止め、その雨水は枝、幹、
そして腐葉土が蓄積している根元へとしみこんでいきます。
その腐葉土を中心とした土壌に蓄えられた水分が長い月日をかけ
伏流水となり河川に流れ込みます。
23年前に地元有志により営林署から遊休斜面をお借りして
ブナの植林作業がはじまり、1993年から毎年11月3日に植え付けイベントを開催しており
そのための地ごしらえや草刈り作業も年2回ほど地味に続けてきております。
本年度一回目の草刈り作業ですが、3年前に植え付けたブナはまだ背丈程度、
イタドリなどの雑草に負け肩身の狭い様相でした。
刈り払い機や造林鎌をつかいブナ周りの雑草を刈り払い
太陽の恵みをたくさん受け、10メートルを超える木になるよう手入れしていきます。
今の現場は第三現場で、スキー場跡地ですが、
午後からは一番最初に植え始めた懐かしい植栽地の下草刈りにも行ってきました。
林道脇の藪を刈り進んでいくと、懐かしい看板が!!
さらに川を渡り、急斜面を刈り払い機を担いだまま登り上がると…
ブナの林が出来上がっていました。
そこには伏流水のながれも発生しており、空間には柔らかい光に満ちており
ブナ林の上空の風とは違い、心地よい空気の流れが肌を撫で
ブナのサワサワとした葉音と伏流水のせせらぎだけのBGM。
たった23年でもこんなに変われるということを実感
お手伝いを続けて良かったと感じた一日でありました。
秋田の農家からご自宅へ『丁寧に育てた』お米をお届け
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
まもなく最高分けつ期
7月上旬、水田はびっしりと稲の緑で覆われ、
分げつ(茎の数)は最高数に達します。
ここから一週間も経過すると、稲体の中心部で
新しい葉を作ることは無くなり
稲穂のもとを作る準備へと変化します。
稲穂が顔をのぞかせるまで
あと1ヶ月。
秋田の農家からご自宅へ『丁寧に育てた』お米をお届け
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
つがい【番い】
接近しても、いつもより飛び立つまでの距離が近いので
産卵間近でしょうか。
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp/
山菜で初夏を感ずる
県域に拡がる山林の沢沿いで採取できる一般的な山菜
『みず』
アカミズ・ミズナ・ウワバミソウとも呼ぶ。
アクは無く、クセが無いのが特徴で
軽く粘りがあるのに、シャキシャキとした歯ごたえが
万人に好まれています。
秋田はこのような山菜が豊富に採れる。
インフラや都市開発が滞っていることが、
逆に豊富な自然の恵みを堪能できるメリットとなっている。
渓流釣りをしながら、リュックにミズを入れ
持ち帰るのが楽しみでした。
が、薄皮を剥いて処理をするのは妻
二度三度と感謝しながら、いただきます。
秋田の農家からご自宅へ『丁寧に育てた』お米をお届け
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
今週のあきたこまち
田植えシーズンは山菜も盛り
春の一大イベント!!
今年もtumblr(タンブラ)にて農作業の様子を公開
組木絵 ポストカード
新豆の発売開始は11月から
収穫にはチョット早いようです
段取りはバッチリ!
黒豆収穫後は、
自然乾燥→手選別とつづきますので
新鞍掛豆・黒豆・青大豆の販売開始は11月になります。
雑費屋から引き取った豆刈り専用機
不具合を修理し、いよいよ本番をむかえます。
http://tanakafarm.jp/products/list.php?category_id=9
お礼肥
刈り取った稲から再び稲が再生!
台風が気になる
自宅前を撮影
赤トンボ
出来秋にむけて着々と
雨が欲しい
鈴が鳴ったので田植え開始
一服の清涼剤
春をいただく
桜前線到着いたしました
スイセン(水仙)
さくら
人生の節目に変わり種を植樹
何をおもったか(衝動買い)
以前、インターネットの記事で寒さに強い熱帯性果樹の記事を思い出し
検索して調べ上げたあげくに、50歳の節目という言い訳をこじつけ、苗五本衝動買いしてしまいました。
春に買い求め、育て方を調べてみたら何と!
定植は11月以降…
ポットのまま水やりすること6ヶ月、いよいよ定植です。
自分の誕生日に田んぼの空き地にでも記念植樹と思っていたら
父が庭に植えても良いか?と突然いいだしたので
まあ、いいか! ということで自宅庭に移植してもらいました。
2~3年後に美味しい実ができるのを楽しみにしています(^0^)
でっ、この果物は何か?といえば
「ポポー」 といいます
オリジナルブランド「稲穂の力」 http://tanakafarm.jp
秋の雲
貯留枡
農家の嫁も頑張っています
幸せを呼ぶふくろう
なぜ幸せを呼び込むのでしょうか?
ふくろうは、多彩な当て字で示されます。
不苦労=苦労しない、難を免れる
福 籠、福来郎=福を呼ぶ
福 老、富来老=豊かに年をとる
福 路=旅の安全、人生の幸せ
夜目が利くフクロウは、
『先を見通し未来を切り開く力がある』
ともいわれます。
我が家の玄関先でお待ちしております
穂ばらみ期
気になる害虫を発見
田んぼの水際で作業していたらカメムシ発見
たぶんアカヒゲホソミドリカスミカメだと思われます。
今時点では悪さしないのですが、この次の世代が発生する頃、
田んぼでは稲穂が頭を垂れる時期。
彼らにとって若い米粒は柔らかくジューシーな大好物。
吸われるだけならまだしも、吸い口が変色して見た目が悪くなってしまいます。
見た目を大変重視する日本人、お米を出荷する際1000粒に2粒発見されると
検査で品質ランクを下げられてしまいます。
当然、農家の手取り価格も目減りすることになり結果、リスク回避のための
農薬が使用されることになり、環境負荷が増大する一因ともなっています。
昔と違いいまは精度の良い色彩選別機という機械の目で異物や着色粒をはじく
機械がほとんどの精米工場で稼働していることを考えれば1000粒中2粒などといわず
混入率の緩和か品質ランク間の価格差を減少することで、農家に納得してもらい
農薬散布を減らせるのではないかと考えます。
このことが、消費者にはほとんど知られていない事が問題なのです。
米の検査規格の見直しを求める会 ←こちらを参考にさせて頂きました。
田んぼの中心部と外周
無農薬田のあきたこまちも順調に生育中
好天続きで雑草に対しても当然好条件であることから、
いつもの年よりヒエの成長が早く雑草退治に難儀しそうな勢いである。
二回目の除草機作業中に田んぼの真ん中(下)と田んぼの外周(上)の
写真を比較してみました。
外周は明らかに葉が所々虫に食べられていますね、これはイネミズゾウムシという
虫に食されてしまった影響です、虫たちはその後水中にもぐり卵を産み付け
その幼虫が今度は稲の根を食べ生育を阻害しています。
左の写真は丁度幼虫に根がやられ、弱っている感じです。
除草機で株元の土を攪拌していますが、 防除効果があるのかは不明です。
田んぼ周辺の雑草はこのような虫のたまり場になるためこまめに草刈りしているのですが、
根本的な解決とはならず一部虫との共生という言い訳をこじつけ現実逃避。
あとは稲が早く大きくなってくれるのを待ち望んでいます。
ついでに水面にプカプカ浮いているのは、田んぼの表土が珪藻類によって浮き上がる現象で、
これが強い風の影響で風下側に片寄り、稲を押しつぶしたり土壌の還元化を引き起こし
根を傷め、生育障害を引き起こします。
ネットで検索してみると、低温多肥などが原因と表記されていますが、当地では毎年一定量の発生が
みられるようです。
中心部は無農薬栽培で有りながらほぼ減農薬栽培と変わらず元気で葉も綺麗な状態を今のところ保っています。
先人のお言葉で《稲は外周でとる》といわれていますが、化学合成農薬を使わない栽培では、
中心部の被害をいかに少なくし、安定収量を得るかが我が家の課題です。
黄苗を植える
農作業は臨機応変に
ようやく春めき始める
北帰行 野鳥の楽園
当地大潟村の外周をぐるりと囲む八郎潟残存湖
3月頭になればシベリアに向かう渡り鳥が日本海を渡る前に立ち寄り
落ち穂などをはみ、エネルギーを蓄える。
実に2万羽以上がここで羽を休めるのである。
主な冬鳥は、マガン、ヒシクイ(亜種ヒシクイ、亜種オオヒシクイ)、オジロワシ、オオワシ、ハイイロチュウヒ、ケアシノスリ、オオハクチョウ、コハクチョウ、オナガガモ、コミミズク、トモエガモ、コガモなどです。このほか、ハクガン、シジュウカラガン、サカツラガン、カリガネといった日本では非常に珍しい鳥も見られます。 — 大潟村HPより —
堤防管理道路、いまは通行止めである。
この先に楽園が。
湖から田んぼへ水を引き込む、サイフォン管。
人の背丈ほどの大きさです。
まだ湖の半分は薄氷が張っている状態。
氷が割れ、岸に寄る。
ポッカリ空いた水面際に渡り鳥が集結。
外敵を避けるため、夜はここを塒(ねぐら)としています。
日暮れ時になれば、あちらこちらから本日の営業を終えた渡り鳥たちが帰って来ます。
彼らがさらに北上する頃、私たちの春作業に向けての準備がはじまります。
その時はもう間もなく。。。
あこがれの四万十川
本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」と呼ばれる
我が田んぼのお隣さんが高知県四万十市出身ということもあり
ご実家に帰省中に便乗させていただき、四万十を案内して頂きました。
みよ!この透明度。
決して年間を通じての水質はとくに飛び抜けているわけではない四万十川ですが、
本流域にダムや堰堤がなく、田んぼや畑も少ないため水のよどみが少なく水温の低い
この時期の透明度は抜群である。 (ここで水深3メートル、川底がクッキリ)
屋形船初体験
窓にはガラスがはめ込まれており、冷たい川風を防げるため快適そのもの。
フジテレビドラマ [ 遅咲きのヒマワリ ] の撮影現場になった沈下橋
沈下橋とは増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のことです。
ダムや堰堤が無いため台風や大雨による川の水量をコントロールできないこともあり
水面は普段の5〜6倍も高くなるときがあるそうです。
地域住民に欠かせない橋を災害から守るため、土砂や流木の影響を受けにくいシンプルで強固な
構造となっています。
レンタカー(トヨタアクア)にて渡ってみましたよ、
助手席の大先輩はガッチリと車の手すりを掴んでおりました。(笑)
渓流釣りを好む農場主としては、夏に上流部で大ヤマメを狙ってみたいところではありますが
なにせ日本で一番暑いところ(40.7℃)ですから、遠慮しておきます。
最後に四万十川を中心とした西日本側にしか生息していないといわれる「アカメ」の写真をどうぞ。
追加
高知龍馬空港へ向かう空路から撮影
桂浜にて
坂本龍馬像